コンビニの最大の粗利率を誇る商品、それはファストフードである。
ミニストップは売上高1065億円、店舗数1005店と、3強に続く第2グループの中堅どころといったところだが、ことファストフードに関しては、実に特色のある展開を図っている。
ちなみに、ミニストップはイオングループの一員。
スーパーのジャスコとは、グループPB商品などの共同開発に取り組んでいる。
ミニストップでは、店内加工のファストフードを出して、イート・イン・コーナーを持っている。
SEの場合、おでんが「店内加工」といえそうだが、これはタネを鍋に入れて煮るだけ。
ミニストップは釦種類のファストフードをもち、ハンバーガー、ピザ、フライドチキン、コールドデザートなど、ちょっとしたハンバーガー・チェーンをしのぐ品揃えなのである。
店内に小さなキッチンとレンジを置き、注文のつど加工している。
手間がかかるわりに売り上げ構成比で8%程度しかないが、粗利率がすごい。
1店当たりの平均日販が4万円のファストフードだが、粗利率は弁当などの17%をはるかにしのぐ弱%である。
これがミニストップ全体の平均粗利率を引き上げ、鋤%という高い水準を維持する秘密になっているのだ。
これはSEといえどもかなわない。
まさに、ファストフードで奇襲をかけている、といったところだ。
もちろんデメリットはある。
出店に際して設備投資が割高になる。
面積もあるていど必要だし、教育や資格研修にも手間がかかる。
なによりレジが込み合っているとき、ファストフードの客が集中すれば、あっという間に「渋滞」が起きてしまう。
だが、そのデメリットは店内のオペレーション次第で解決できることでもある。
師年から特にミニストップが力を入れているのがソフトクリーム。
これは、弁当やパン類と違い、「コンビニではミニストップしか扱っていない」商品である。
ソフトクリームⅡミニストップ、と消費者にダイレクトに訴えることができる。
これは大きい。
デザート部門のオリジナル商品開発も盛んで、女子学生にはミニストップの認知度はきわめて高い。
これまでミニストップは、「コンビ二」といういい方でSEなどと同様視されることを嫌い、「コンボストア」という業態特性を前面に打ち出したPRを行なってきている。
まさに我道を行く、というところだ。
今後の中堅コンビ二の進む道は、こうした業態住み分けがメインになっていきそうだ。
しかし、エーエム・ピーエムは違う。
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